副作用に「悪夢」と書いてある薬を飲んだら、ちゃんと悪夢を見た話

ここ最近、寝床に入っても全く眠れず、ついに困り果てて病院を受診しました。 病院で睡眠薬を処方されたのですが、ネットで処方された薬について詳しく見てみると

薬の副作用

副作用 : 異常な夢、悪夢

睡眠薬としてその副作用はどうなんでしょう?

といっても、「1~3%未満」なので、自分がその中に入る可能性は相当に低いと考えられます。 確率的に言うと、サイコロを2回降って連続で6を出す可能性よりも低いのです。

…と思っていたのですが、滅茶苦茶たくさん悪夢を見ました。 服用は4日で止めたのですが、その間に何度も刺されたり、追いかけられたり、突き落とされたり 毎回、それで夜中の3時に飛び起きて、そのまま眠れずという日々。

特に4日目に見た夢は、ただ単に殺されるだけでなく、 ちゃんと精神的にも追い込まれる、悪趣味な洋画のような展開でした。

内容が衝撃的だったので、枕元にあった携帯で、夢の内容をボイスメモとして残していました。 改めて読んだら中々にヤバい夢だったので、公開します。 もし夢判断ができる方がいましたら、この夢が何を表しているのか教えてください。

寝起きかつ口述のため、文章として支離滅裂な部分はご了承ください。


(2023年5月24日)

舞台はビョークの MV のような空間。 何のための建物なのか一切わからない。 白くてだだっぴろい建物。 ただ、灯りがないので遠くはよく見えない。 そんな建物の中にまたもや目的のわからない、 奇妙な診察室のような部屋があって、 私はそこに通される。

ベッドや注射器に昔の内科で見た 銀色のボールなんかがあるから、 きっとここは何かの処置をする場所なのだろう。 そこには女が一人と白衣を着た男が一人いた。 その白衣を着た男は何も喋らない。 女にここはどこかと尋ねてみても、 どうしてボーっと何やら、 よくわからないことを言うだけで話にならない。

そういったことを何日か続けている。 何度も何度もその診察室に入るするとあることに気づく。 日に日に、部屋に人形が増えているのである。

もともと殺風景だったはずの部屋にどんどん人形が増えている。 最初、何も入っていなかったはずの棚の中が人形で埋め尽くされていく。 キューピー人形やバービー人形のようなリアルでかわいくない人形。

私はその診察室のような部屋を風呂として使用する。 いつもその部屋で診察室のような部屋を脱衣所として服を脱ぎ、 その次の部屋に入ってシャワーを浴びる。 「どうしてこんなに人形があるのか」と白衣の男に尋ねてみた。 「子を成させるためだ」と言う。 この施設では子を作らせては殺し、それを繰り返している。 男女をその気にさせるため、人形をたくさん置いていた。

もう一人いた女性に尋ねてみたすると、 今日ははっきりとした口調で答えてくれた。 「私も覚えていない。 私もあなたと同じ頃に連れてこられただけで詳しく覚えていないのだ」と。 そんな話をしていると、扉が開く。 僕らがそんな話をしていると扉が開く。 扉の奥から痩せ細った男が出てくる。 その男に対して「今話していたことは本当のことか」と聞こうとすると 注射針を出してきて、私の頬に刺す。

意識が飛ぶ。

あー、そうか。 最初に女と会った時、 女が朦朧としていたのはこのせいだったのかと気づきながら、 私は意識を失う。

夢はそこで途絶えた。


この夢の中で私は、 子供を殺すための施設に自分は捕らわれていて、 子供を作るための道具として使われています。

そして、その事実に気づいてしまうと、 正気を失う薬物、もしくは命を奪う毒を注射されます。 最後の最後で、女性が正気を取り戻したのも、怖かったです。

あと、ボイスメモについてなのですが、 悪夢を見たあとだからなのか、口調がちょっと怖いですよね。 しゃべり方も何かに取り憑かれたような感じがして不気味でした。

正直、薬を飲みづつければ沢山面白い夢が見れるかなという 邪なエンタメ精神が一瞬だけ覗いたのですが、 それ以上に身が持たないと思い服薬はしていません。

薬は今もベッドサイドの引き出しの中にあります。